みなさん離乳食はいつからはじめましたか?
我が家には1月11日生まれで、7ヶ月になる娘がいます。
娘は今、母乳オンリーで育っています。
6ヶ月になってすぐに離乳食をはじめたのですが、食べてもすぐに吐いちゃう。
「嫌なのかな?」
そう思いながらも、食べさせることに意味があるのだと思って与えていたのですが本当によく吐いていました。そんなとき、娘が通っている幼児教育の先生に
「離乳食は1歳頃からでも良いですよ、焦らないでゆっくりはじめてください!」
と言われました。
「おおっ!!!そうなんですか??」
と軽い衝撃を受けましたが、わたしもそもそも子育てに関しては感覚的に育てているところがあったので、
食べたくなさそう・・じゃあ今は与えないほうがいいんじゃないかな?
そう思うタイプで。だから、このとき
「そうか、それでいいんだ!」
とすんなり腑に落ち、離乳食をもう少し遅く始めることを決意しました♡
離乳食開始の頃は周りの子供たちと比べて焦ることが多くないですか?
あの子はもうあんなにしっかり食べているのに、うちの子はまだ・・と焦るようなこと。
そんな悩みについて、私独自の考え方になりますが
「わたしが離乳食を遅くはじめる理由、離乳食開始は焦る必要ない?」
と題して、お伝えしていきたいなと思います。
私が離乳食を遅く始める理由
一般的に離乳食開始時期の目安が5.6ヶ月といわれることに対して、7ヶ月でもまだ母乳だけというのはやはり遅いように感じるかもしれません。
それでも、私が離乳食を遅く始めようと決めたのは、
「こどもがご飯を嫌がっているみたい」
という理由でした。
もともとは開始時期目安の6ヶ月には10倍粥からはじめました。
でも、1週間続けてみたけど、まだまだ口からベーっと出してしまうし、明らかに楽しくなさそうだったのです。
離乳食後におっぱいをあげると喜んで飲んでいたので、この子は今まだ離乳食を食べたくない時期なんだと、どことなく感じていました。
長女のときは同じく6ヶ月から始めましたが、始めからパクパク嬉しそうに食べていたので、子供の生理的な要求には個人差があるなと、受ける印象が全く違っていたことが印象的でした。
そんなとき、知育教育の先生から母乳だけなら1才から離乳食を開始していいよと言われて背中を押されたのがきっかけでした。
子供から発される意思をキャッチしながら、その子なりのペース(もちろん常識の範囲内)で子育てをしていきたい
と思ったのが、私が離乳食を遅く始めることに踏み込めた理由でした♡
離乳食の開始時期
離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時をいいます。生後5.6か月頃が適当です。
発達の目安としては
- ・首のすわりがしっかりしている
- ・支えてあげるとすわれる
- ・食べものに興味を示す
- ・スプーンなどを入れても舌で押し出すことが少なくなる(哺乳反射の減弱)などがあげられます。
引用元:和光堂HP
うちの子はもうすぐ7ヶ月ですが、まだお座りができません。
離乳食開始時期の目安としての5.6ヶ月を過ぎましたが、離乳食を試験的に始めた6ヶ月の始めの頃はお座りができないので、ベビーソファーに座らせていましたが、それでも体はグラグラで定まりませんでした。
長女のときはそれでも、「そうやって練習して食べさせるもの」だと思っていたので、グラグラ状態で食べる練習をはじめていたのですが、ガイドラインにある、5秒以上お座りができるに当てはまらないので発達の目安としては「やっぱりまだ焦る必要はないんだ」と自分で納得したポイントでした。
お座りは筋力が発達し、運動能力に大きな変化がみられるのが6〜9ヶ月で、そのころに約80%の子ができるようになりそうです。
離乳食開始を考えるポイント
●こどもの状態
ガイドライン等参照
●鉄分は足りているのか?
満期産で子供も標準体重で生まれた場合は1年くらいは貯蓄された鉄で賄えるといわれています。
ただし、低体重2500g未満で生まれた赤ちゃんはママが妊娠後期に与える鉄分が不足する分、体にストックする鉄分が少ないとも言われます。
ママが妊娠中にひどい鉄欠乏性貧血だった場合も母乳の鉄が不足しやすいとも言われます。
●早くはじめたらアレルギーが起きやすいの??
このように考えている方も多いようですが、離乳食を早くはじめたからといって、アレルギーになりやすいというのは違うそうです。
2000年に米国小児科学会で提案されていたアレルギー予防のために離乳食を遅らせるという方針が2008年に撤回されたとの報告があるそうです。
●離乳食開始が遅かった人がすくすく元気に育ってる。
実際1才以上になって離乳食はじめた子が元気に育ってます。
離乳食を遅く始めるに当たって一番気がかりなことが、
母乳だけでは栄養面で不足なのではないか?
ということですよね。
中には離乳食をはじめているけど「思うように食べてくれなくて、栄養が足りているのか心配だ」という方も多いと思います。
その栄養素の中でも、鉄欠乏が一番議論されているようですが、満期産で標準体重に達して生まれてきた赤ちゃんはお母さんから十分な鉄の量をもらっているので、少なくとも生後半年から1年くらいまでは母乳から摂取する鉄で必要な量が賄えているそうです。
そのため、貧血が疑われる症状がないなら1歳くらいまでは体内に蓄えた鉄で補われるものと考えて、あまり神経質にならず徐々に離乳食を進めて良いそうです。
だから、母乳をしっかり飲ませて母乳の生産性も保てたらそれが理想です。
もうしばらく様子をみながら、離乳食を食べたそうな変化が見えたときは開始しようと思います、また現状報告します!!
まとめ
離乳食開始時期はマニュアルによると5ヶ月6ヶ月が一般的ですが、もっと遅くはじめた子供達もたくさんいて、完全母乳であれば1才からでも問題ないとも言われます。
育児教本ではわからない、目の前の子供とママである自身の健康状態を鑑みてゆっくり離乳食をはじめても良いのではないかと、個人的には思っています。
もちろんこどもファースト♡です。